年の差、常識の差、経験の差を超えるために
今朝は80代の地元の名士の方とお話のお時間をいただきました。
私とは50歳以上も年が離れている。
生きてきた時代が違う。見てきた景色が違う。感じている常識も違う。
方言もあるし声の大きさも話すスピードも違うから、話すのだって一苦労。
それでも、2時間もお話しているといろんなことが伝わってきました。
どれだけその方が熱意を持ってやってこられたか。島のためにと尽くしてきたか。
どれだけのことがあって今の島の景色がつくられてきたか。
こどもの頃は人見知りでシャイだった話。嫁をもらった話。
喧嘩をした話。苦労した話。迷惑をかけた話。
いろんなひとにお世話になった話。
話せたことで今まであったような壁のようなものが取り払われて
心の距離が縮まったような気がしました。
忙しいなかでお時間を割いてくださったのもありがたいし
私たちのために力を貸してくださろうとしているのもありがたい。
世の中にはまだまだ知らないことがある。
いろんな構造や繋がりがある。
時としてそれはしがらみになることもあるかもしれないけれど
知らずに決めつけたり批判するより、まずは耳を傾け、向き合い、
お茶でもしながら話し合うところからはじめたい。
どなたとの人間関係でも同じ。
ひとつずつ、丁寧に。
時間がないことを言い訳にせずに
ひとつひとつの出会いと関係を、疎かにせずにいきたい。
心がけていきます。
もてき
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