「どうせ無理」と「だったらこうしてみたら」

こんにちは!もてきです。


突然ですが、植松努さん。私はとても尊敬しています。

知らない方はぜひご覧ください。

さて、

先日、戸別訪問してるとこんなお話をいただきました。

「土庄町と内海町と池田町で働いてきたけど、土庄町は一番ひどい」

「役場の対応がひどい。税金納めたくないレベル」


他にも若いひとの意見でこんな意見を聞きました。

「今の自治会や行政は自分たちだけで勝手に決めすぎ。」「老害。腐ってる」

「このままが続くならいつか引っ越しするわ」


どの意見も事情を聞いてみると、そう思うであろう理由も確かにわかります。


けれど、文句を言ってても何も変わらない。残念ながら。

根本から構造を変えなければ、これからも不幸な未来を量産し続けるだけ。


じゃあ、どうしたらこの状況をを変えられるんでしょうか。


ぼくはもともと「マネジメント」というのが得意な会社で働いていました。

マネジメントというのは日本語で言うと「管理」ということです。


語弊を恐れずわかりやすくいえば、たとえば

良いチームはパフォーマンスいいですよね。

そこには良い監督や、良い社長や、良いスタッフが揃っているはずです。

コミュニケーションも円滑で、信頼関係ができている。練習も効果的。

「チームのパフォーマンスを最大限に発揮して成果を達成する。」

それがマネジメントの役割と言っても過言ではありません。


裏返せば

「パフォーマンスが悪いチームは、マネジメントが悪い」

ということ。それを改善するにはどうしたらいいか。

「責任者・リーダーを変える」か「チームの構造から変える」か、です。


たとえば役場の話の真偽はさておき、民間の会社ではとてもよくある話です。

「あの上司はひどい」「転職したい」「この職場環境はひどい」

そんな話は山程あります。


けれど、そう思っていても、何も変わらない。私たちが取れる選択肢は

「どうせ無理。転職して、環境を変える」

「どうせ無理。今の環境のまま、我慢して順応する」

「どうしたら良くなるか。今の現状を改善する。」のどれか。


さて、話を戻します。

現状、みなさんは土庄町での暮らしはどうでしょうか。

不満はあるでしょうか。

もしあったとして、文句を言っていても何も変わりません。


何もしなければ、不満はこれからも量産され、

未来の住民・子どもたちはその不満にさらされるだけ。


私たちが取れる選択肢は

1「引っ越しする」

2「我慢する、文句を言う、順応する」

3「現状を変える」

この3つです。


移住できる人やどこでも仕事ができる人は1を選んで別の土地に行くかもしれません。

仕事や土地に縛られている人は2を選ぶしかないかもしれません。

けれど、忘れてほしくないのは3があるということ。

そして3は最も主体的で、自分で未来を変える余地がある道。

けれど、大変な道だということです。


現在、全国には1,724の自治体があります。参照データ

1724の暮らし方があります。そこには成功事例も失敗事例もあります。


土庄町の役場の職員さんがどんな働き方をしているのか、正確にはわかりません。

けれど、火のないところに煙は立たないので、

私が役場のマネジメントを担当する人なら、まずその事象(ファクト)を把握しにいきます。

そして、事実がどうだったのか確認すると思います。


その上で、それが組織の価値観に照らして、本当によかったのかどうか。

その職員さんの主張も聞きながら、話し合うと思います。


民間ならそれができます。けれど、役場という組織ではそんな風にはならないでしょう。

人事評価制度や給与制度、組織の仕組みも民間とはまったく異なるからです。

「公務員」というシステムを私たちはよく知らないといけないですし、

「土庄町」という固有の環境や条件をよく理解しなければ、

この問題の根っこを解決することはできません。


ご存知のように、全国の自治体すべてで、

「うちの自治体は対応がひどい!」となっているわけではありません。

つまり、「公務員」という仕組みすべてが悪いわけではない。

では、なぜその差が生まれるのか。どこに改善の余地があるのか。

病巣を見つける必要があります。


それこそ全国最年少市長である四條畷市長の東修平氏は

行政の「働き方改革」を行っています。若くてものすごく優秀な方です。

【四條畷市長 東修平 #1】「働き方改革」は市民に向き合える組織を作ること


さて、ぼくが思うのは

「現状を変える」にはどうしたらいいか。ということ。


植松さんの動画にもありましたが

「どうせ無理」という言葉に慣れるのは怖いです。

「だったらこうしてみたら」という、問題解決のアイデアや切り口を

たくさん持ったら、もっと面白く広がるはず。


不満を言ってても楽しくないですよね。

正義感で誰かを攻撃してても、楽しくない。

楽しくないことは続かないし、人は離れていきます。


ぼくは今回選挙に出ようと思ったけれど、

現状批判をあまりしないようにしようと思っています。

「じゃあ自分ならどういう代案が出せるだろうか。」

「自分が町長のような責任ある立場だったら何ができるだろうか。」

「全国には、海外にはどんな事例があるんだろうか。」

そんな切り口で話していった方が、解決できる可能性があるし面白い。


批判はだれでも簡単にできるが生産性はない。

当事者になるのは大変だけど、生産的だ。

当事者のように考えられる人が増えれば、世の中はもっと変わる。


国家が何をしてくれるかではなく、私たちが国家のために何ができるか。


役場ので働いている人も、町の人も、
みんなが幸せになれるのが一番。
そのためにどうしたらいいか
知恵を出し合いたい。


もてき

私たちの時代で 変えよう

はじめまして!もてき邦夫 です。 「困っている人の役に立ちたい」 そんな高校生のときの夢は 政治の道へとつながっていました。 目指すのは 「やさしい社会」 困っているひとに寄り添い、 社会の理不尽を減らす。 社会正義(social justice)を実現したい。 私たちの時代で変えましょう。一緒に!

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