議会の役割と権限

こんにちは!豊島の桜もだんだんと咲きだしてきました。春ですね。もてきです。


そういえば

「そもそも議会ってどんな役割?」

という前提をきちんと共有したいと思います。

以下、土庄町のホームページより抜粋します。

議会の役割

議会は、町民の代表として選挙で選ばれた議員によって構成され、町のさまざまな課題について審議し、町の方針を決めています。つまり、議会とは議員を通じて町民が間接的に政治に参加するところです。


町長は、議会で決めたことに基づき、実際に町政を進めていきます。


議会は、町の行政がきちんと執行されているか監視しながら、町長と独立した立場で住民生活の向上のために活動しています。


議会の権限

議会の役割と責任を果たすため、議会にはさまざまな権限があります。

主な権限は次のとおりです。


議決権・・・・・・・・・・・・・条例や予算を決めること、決算を認定すること、町の意思を決定すること


調査権、検査権、監査請求権・・・町の事務を調査したり、監査委員に監査を求めること


意見書提出権・・・・・・・・・・国などに意見書(要望)を提出すること


請願受理審査権・・・・・・・・・請願や陳情を受け付け、審査すること


同意権・・・・・・・・・・・・・副町長、教育委員、監査委員などの選任・任命に同意すること



おわかりいただけたでしょうか。

(これってみなさん、興味ありますでしょうか苦笑)


議会にはこれらの権限があります。

議員は選挙で選ばれますが、

土庄町のような地域では「自治会」のような地域の地盤を持った候補を、

「地域の声を届ける代表者」として議員に送り出している地域が多いです。


なので、地方議会ほど、浮動票(支持政党や支持者がいない)が少なく、

地盤が無いひとには不利な選挙になります。

私のように「移住者なのに地元自治会に応援していただける」のは稀有です。


本来であれば、「自治体全体の利益を考えて」議員一人ひとりが行動すべきではありますが、

自治体全域を隈無く見渡すことはできません。

各地域に精通した人が、地域の意見を代弁して、町政に反映させているのが現状でしょう。


逆に言えば、「地域の代表者がいない地域」は、

町政のなかで配慮がされなくなってしまいます。

地域の声を届けることができなくなっていしまいます。


議会というのは、3月・6月・9月・12月の定例会の他に、

各種委員会(総務建設常任委員会・教育民生委員会など)で構成されています。


定例会というのがいわゆる一般的な議会としてイメージされているもの。

傍聴に行くことができるのも定例会です。

ただ、定例会は事前に協議がし尽くされて、原稿も決まった状態。

そこで実際に話し合いがされるわけではありません。


実際に大事なのは委員会の段階ですし、その前の町長や役場の担当者との話し合いや準備段階。

そこで予算や大事な物事や方向性が決まります。


何が言いたいかと言いますと

「自分たちの意見を届けてくれる代弁者がいない」

ということは、知らず知らずに不利益を得ているかもしれない、ということです。


日々の暮らしのなかで

このページにある傍聴を見に行ったり、議事録を読んだりすることは

なかなかないかもしれません。

自分たちの生活と無縁そうに見えてしまうから。


けれど、実は私たちの生活と繋がっているはずですし、繋げられるはずなんです。

今までは、全国の他の自治体と比べる機会があまりなかったので

自分の自治体がどれほど恵まれているかも、恵まれていないかもわかりませんでした。


素敵な「にしあわくらほいくえん」をつくっている西粟倉村も、

行政組織を変革している四條畷の最年少市長もいます。


自分たちの地域の議員を、町長を誰にしていけばいいのか。

町民は真剣に考えていくべき時代になっています。


結局、私たちが思う以上には、世の中はよくなっていきません。

逆に言えば、私たち住民が願えば世の中はよくなっていく可能性があるはずです。


力を合わせて、未来をつくっていきませんか。


もてき

私たちの時代で 変えよう

はじめまして!もてき邦夫 です。 「困っている人の役に立ちたい」 そんな高校生のときの夢は 政治の道へとつながっていました。 目指すのは 「やさしい社会」 困っているひとに寄り添い、 社会の理不尽を減らす。 社会正義(social justice)を実現したい。 私たちの時代で変えましょう。一緒に!

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