グランドデザイン地域協議会
今日は朝10時〜12時まで公民館で土庄町グランドデザイン策定のための地域協議会ということで、ワークショップに参加してきました。
移住者、地元の方、各施設の代表の方が来られてました。
ワールドカフェという形式で、4テーブル×4名ぐらいに分かれ
メンバーをチェンジして意見を出し合いました。
土庄町の最近の取り組みのお話でした。
さて、トークが始まりました。
そこかしこで、そもそも論が議論されていました。
現に、今回の参加者は移住者が半数近く占めていました。
そもそも故郷を離れ豊島に移住してきています。
多様性を帯びています。
色んなバックグラウンドがある方がいるのが当たり前で、
それぞれがこの地域を好きで気に入って、
結果として住み続けたい、暮らしたい、となるのが自然ではないでしょうか。
多様性がない社会になってしまうなと感じました。
島の一次産業の生産力が落ちてしまう。
一度荒地になったら復活させるのは困難。
そうなる前に、60代以下で生産できるノウハウを蓄積したり、受け継いだり、
維持管理できる仕組みが必要ではないか。
イノシシをどうにかしていかないと、どうにもならない。
勉強したければ今はパソコンでも通信教育でもなんでもできるし、
やりたいことをやればいい。
昔は豊島にはなりたい職業の職種が島に無いから、外に出てしまう人が多かった。
だから、子どもが帰ってこなかった。島に仕事や雇用がなかった。
それは小豆島や直島とは違う。
雇用があることより、生きる力、生み出す力をつけることが大事なのではないか。
豊島が好きな人が入りやすいようにする。
何かを生産できる人が増えれば、それだけ島の生活は豊かになる。
卵、塩、はちみつ、レモン、などつくれる人がいるおかげで
食の楽しみと感謝が増える。
ないものはない。ないなりに、自分のちからでつくればよいし、
あるものに目を向ければよい。
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他にも色んな意見が出ましたが、私の参加したテーブルはそんな話をしたりしました。
4月以降のグランドデザイン策定に活かすとのことです。
が、どうなっていくのか気になるところです。
危機感をみんな持っているし、どうにかしたいと思っている。
他人事でない。
けど、どうしたらいいかわからなかったり、ひとりでは難しかったり。
眼の前の生活や仕事で忙しいと、後回しになってしまう未来のこと。
けれど、お互いに声に出して話し合えば、
力を合わせてどうにかできそうな可能性が出てくる。
この気持ちが原点であり、スタート地点な気がします。
ごちゃごちゃ考えず、純粋な気持ちで生きたいと思います。
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