はじめましてこんばんは。

もてきくにおです。

2019年3月9日。

ぼくにとってのはじめてのブログ。

いつか終わるのかもしれないし、ずっと続くのかもしれない。

未来はわからないけれど

ひとつ言えるのは

ぼくは小さくも「踏み出した」ということです。

今までぼくはウジウジしていた。

考えた結果、動かないことの方が多かったと思う。

スマホやPCで今はいろんな情報に触れることができる。

知識欲は簡単に満たされる。わかった気になれる。

「もっとこうすればいいのに」と講釈を垂れることもできる。

けれど、いつまで経っても満たされないものがあった。

「ぼくは本当に前に進んでいるんだろうか」

誰かの挑戦を傍観して、応援して、社会の仕組みを理解した気になって。

自分は安全領域から出ずに、知識欲を満たしている。

それは安全で安心で穏やかだけれど、

私の実現欲や行動欲を、満たしてはくれない。

私の思っていることは世の中にはひとつも伝わらない。

ぼくは一生、誰かのフォロワーなんだろうか。

自分たちの未来を、自分たちの力で少しでもどうにかできないのだろうか。

勇気を出して踏み出せば、足跡が残る。

失敗するかもしれないし、恥をかくかもしれない。

怖い。

けど、やってみなければ何もわからない。

やってみれば、何かわかる。

やってみたって、死ぬわけじゃない。

「やりたいこと全部やってみれるまでがんばるのがいいと思う」

とは、はちみつとクローバーの言葉であって

武者小路実篤でもゲーテでもない。ぼくらしいといえば僕らしい。

カリスマでもリーダーでもないぼくが

政治家のはしくれになるのか、なれないのか。

ひとりの未熟な若い島民が、どれだけやれるのか。

わからないけど、やってみようと思います。

豊島で議員のなり手が見つからない。

「豊島の議員がいなくなる」

それが私たちの未来にどれだけ影響を与えるか。

ぼくにはよくわからなかったし、今でも正確にわかるとは言えない。

けれど、最近思うんです。

今の綺麗な景色も、豊かな自然も、類まれな美術館も、

過去の先人たちがつくろうと願った未来だと。

私たちはここ数年を楽しく暮らすだけなら、

未来のことなんて考えなくってもいいかもしれない。

けれど、私はまだ32歳。

たぶん50年ぐらいは生きるかもしれない。

そのときは2070年だ。

そのとき自分はどうしているだろうか。

社会は、こどもはどうなっているだろうか。

人口縮退局面の今の日本で、自分たちはどう生きようか。

googleで検索しても、newspicksを読んでも、

わかった気になって、本当のところはよくわからない。

誰も答えなんか教えちゃくれない。

けど、声を上げさえすれば、仲間が見つかるかもしれないし、

智慧を集めれば、よりよい未来へいけるかもしれない。

失敗しても、島で暮らしていけないわけではないし、死ぬわけではない。

人生一度きりだから、やれるだけやってみよう。

そう思いました。

ともに挑戦してくれる家族と、

未熟な私をサポートしてくださる地域のみなさまに最大限の感謝を抱きつつ

勇気を出して、この世界に声を上げたいと思います。

真面目に、楽しく、穏やかに。

2019年3月9日

もてきくにお

自分のこと